ロックダウンも終わるのか終わらないのか、長距離移動をしても良いのか悪いのか曖昧なところがイギリスらしい、と思う今日この頃です。

現在イギリスでは首相の上級顧問を務めるドミニク・カミングス氏が、ロックダウン中にロンドンからイギリス北東部の都市のダラムまでのおよそ400キロの長距離移動をした件に注目が集まっています。

このダラムという街、私もよく知りませんでしたが、世界遺産のダラム大聖堂&ダラム城や「ハリー・ポッター」シリーズの撮影地でも有名なんですね。ロックダウンが解除されたら私もぜひ行ってみたいところです。

それはさておき、今回のドミニク氏の件ですが、共感するところもあるんです。でも結論として私も彼の行動には賛成できないと思っています。

以下、ドミニク氏の会見から私が理解した範囲での見解です。

3月27日、奥さんの体調不良の連絡を受けて仕事場から帰宅。その後職場に戻る。そして夜家族でダラムへ移動。

その後3月28日から4月上旬に掛けて本人のコロナ発症や家族の入院で病院への迎え、さらにはロンドンに戻る前にダラム城まで行っていたことなどが通報され今回のことが明かになりました。

小さなお子さんがいて、奥さんも体調が悪く、もし自分も体調を崩してしまったらこの子は一体どうなる・・・という不安からの両親のいるダラムへ行ったということでした。(ご両親の家ではなく、ご両親所有の別宅のようです。)

さらに自分へ好意を持たない人からの誹謗中傷もあったようで、自宅にいることでの家族への被害恐れたために、ダラムの方が安全と判断して移動した、ということも言っていました。

 

確かにわからない訳でもないんです。

しかしながら、この移動が行われたのは、首相からの「外に出るな。」というロックダウンのアナウンスがされた23日の直後、3月27日から4月上旬に渡っての移動だったことが大きな問題だと思います。

首相のアナウンスがあったとき、我が家はすでに「自主的な隔離」期間を終えた後でした。3歳になる娘が3月上旬に発熱し、その後主人も発熱。私も同様に発熱しました。

季節性インフルエンザの予防接種を受けていた長女のみ無事だったのと、娘も私も咳の症状がなかったことから季節性のインフルだったのかな、とも思いましたが、「発熱」の症状があったので症状発生から7日間主人も私も自主隔離状態でした。

ここで、我が家には主人の家族に頼ろう、という選択肢はありませんでした。

もし仮に私たちがコロナに罹っていたら、より重症化の危険性があるお義父さん、お義母さんにも遷すリスクがあるということ。

頼めるはずがない。

この時点で体調不良の奥さんが同じ世帯にいたにもかかわらず、400キロも移動して、高齢の親がいる地域の別荘に行く行動は「おかしいな」と思うんです。

国民に「出歩くな」と罰金も課している中で、首相のアドバイザーであるドミニク氏の行動は国民に非難されても仕方がないものだと思っています。

本人は辞任の意思はないようですが辞任を迫る国民が署名活動も始めたほど・・・。

コロナ疲れがかなり溜まっているところに報道された首相上級顧問のこの行動。まだまだ騒ぎは続きそうです・・・。

 

我が家もまだおじいちゃん、おばあちゃんとはビデオコールの日々です。ちなみにお二人とも車で5〜10分ほどのすぐ近くに住んでいます。

先日おじいちゃんが犬の散歩ついでに工具を届けに来てくれましたが、玄関に置いてもらうだけ。おじいちゃん大好きな子どもたちもハグできなくてとても淋しがっています。

ロックダウン中に娘たち2人とも誕生日を迎えました。長女は予定していた親友とのお泊まりパーティもキャンセル。とてもガッカリしていました。転校してからなかなか会えずにいた前の学校からの親友と、今の学校の親友とのパーティだったので本当に心待ちにしていたので。

でもお互いを守るため。

今は我慢のとき。

少しずつ、人の出入りも増え出して、車の量も増え出したように思えるこの頃。

ロックダウン緩和後、すぐに元に戻れば第2波・・・なんていうことにもなりかねないですよね。

手洗いと免疫アップに務めること、そして自分にできることを続けていきましょうね。

みなさんも、どうかお気をつけて。